ぷらうらんど

療育

療育における5つの領域

ぷらうらんどでは5つの領域にわけて療育サービスを提供しています。
療育⽅針のコンセプトにもあるように視覚・聴覚・味覚・触覚・嗅覚・前庭覚・固有受容覚の7つの感覚を使って「体験」「発⾒」「冒険」「ほっとけん」のコンセプトのもと、「感覚統合療法」や「地域交流活動」などの具体的⼿法で療育サービスを提供しています。

5領域支援の内容

健康・生活
健康な心と身体を育て、安全な生活を子ども自身で送れるように、「できた」という成功体験をつんでいきます。
そして、身の回りを清潔にし、食事、睡眠、排せつ、着替え等の生活に必要な基本的スキルを獲得していきます。

運動・感覚
感覚統合の視点を取り入れ、見たり(視覚)・聞いたり(聴覚)・触れたり(触覚)・嗅いだり(嗅覚)・味わったり(味覚)・揺れたり(前庭覚)・筋肉を動かしたり(固有受容覚)7つの感覚を栄養素として脳の発達を促していきます。
そして、やってみよう!と思える楽しい活動を通して、子ども自らがチャレンジし試行錯誤を繰り返し、できた!という成功した時の達成感を得られる場を提供していきます。

認知・行動
7つの感覚から得た情報を集めて認知の発達を促し適切な行動につなげていきます。
そして、遊びを通して認知や行動の手がかりとなる、モノの機能や属性、形、色、音が変化する様子、空間・時間等の概念の形成や数量の予測、大小の選択などの取得につなげていきます。

言語・コミュニケーション
運動発達を促しながら、自分の思いや考えを言葉で伝える力、相手の話に耳を傾け理解する力、言葉の利便性や面白さに興味を持ち、自ら表現してみようとする力をつけていきます。運動遊びを通して指差しや身振り、サイン等を使い非言語能力を獲得していきます。

人間関係と社会性
人と支え合って生きるために、自立心と人と関わる力をつけていきます。
社会性の発達のために必要な多くの人と接する機会を設けます。定期的に親子通園日を設け、近隣の子育て中のご家族を対象にした“炊き立て羽釜食堂”を開催し、自然体験活動や交流の機会をつくります。また施設の敷地内には長山田の集会所(ぬくもり処)があり日常的に地域住民と交流し親以外のロールモデルと出会い社交性や対人能力を見ることで社会性を伸ばしていきます。

ぷらうらんどの療育形態

「身体」は、

  1. 運動したり器用に身体を使ったり
  2. 言葉を覚えて人とコミュニケーションをとったり
  3. 概念や抽象的な事柄を理解したり
  4. 記憶したり
  5. 時間や人との距離(空間関係)を理解したり
  6. 周囲の人を理解しコミュニケーション能力等

生きるための基本となる能力を獲得していく土台となります。

ぷらうらんどの療育では土台となる身体を育てます。
よく食べ(栄養)、睡眠を取る(休息)ことで身体的(肉体的)な育ちを促し
よく遊ぶ(活動)ことで精神的(認知的)な育ちを促します

子どもは遊びをとして発達すると言われています。
特に「遊び」を
脳と身体を存分に使うこと!
感覚を存分に感じることができること!

と位置づけ遊びを通して運動機能のみでなく、認知、社会、心理といった様々な機能の発達を促していきます。
子どもたちが日常生活及び、学校・園生活の中で見せる「どうして?」(子どもたちが抱える困難さ)について、原因をアセスメントし個別支援計画を立て療育を行い、子どもたちが抱える困難をなくしていきます。

個別型

子どもさんとスタッフが1対1で行います。
全身を使う遊びを通して、外から入ってくる様々な感覚刺激(前庭刺激・固有受容刺激・触覚刺激)を脳が適切に受け止められるよう、どのような感覚刺激が子どものよい状態を引き出せるのかを、トランポリンやすべり台、はしご、スウィング等の遊具を使って調整し子どもの最もいい状態を引き出します。
そして姿勢がたもたれバランスが取れだし、身体をうまく目的に応じて使いこなすようになり、自分の身体のイメージが持て、動作の順序やリズム、タイミング、組み立てをする力へとつないでいきます。
そして子どもが達成感を味わい自信を持って、チャレンジしようとする気持ちになるように遊びを展開します。

集団型

子ども3人~5人の小集団で取り組みます。
お友達のやっている場面を見てまねたり、動作の順番やリズム、タイミングを組み立てる体験をしていきます。
そして動きの中で、相手に合わせたり、互いに合わせ合う経験を通して、相手の立場に立つことや気持ちを考えること、共有できる感覚をイメージできるようになります。
また子ども同士の小集団から、季節の行事や伝承遊び、地域の祭事等、地域住民との交流や当事業所の立地条件を活かし山や川などの自然体験活動を通して、見通しや予測、因果関係に気づき、臨機応変に対処する力を獲得していくことにつなげていきます。

ぷらうらんどの療育環境

ぷらうらんどkouminkanたの

子どもたちが楽しくなるメルヘンチックな外観で内装はカラフルな装飾です。引戸や窓のサッシは、指はさみを防ぐためのストッパ-、緩やかに締まるオ-トクロ-ズ機能になっています。
乳児室には、沐浴施設があることが特徴です。
ぱんだル-ムとぞうルームは、広い空間に高い天井、ロフトやスイングなど楽しくダイナミックな運動あそびが出来る空間の大ホ-ルに繋がっていて、子どもたちが様々な雰囲気の場所で運動あそびを楽しむことができます。園庭には木製の像さんすべり台や砂場などを設置しています。

ぷらうらんどkouminkanたのの詳細はこちら

ぷらうらんどkouminkanひだか

内装は子どもたちが楽しくなるカラフルな装飾です。
乳児室には、沐浴施設があることが特徴です。
ぱんだルーム、ぞうルームは、ホールにつながっていて、みんなと楽しく食事ができています。
運動あそび専用ル-ムがあり、ダイナミックな運動あそびができます。
屋外遊びでは芝山やタイヤの山があり興味・関心を持って楽しく遊べる場所になっています。

ぷらうらんどkouminkanひだかの詳細はこちら

ぷらうらんどを支えてくださる先生

灘裕介先生

(有)あーと・ねっと 作業療法士
先生は9年間、重症心身障害児・者施設に勤務される中で、医療の中に作業療法士が居るのではなく、もっと気軽に必要としている方、困っている方と繋がれた方が良いと感じられ、あーと・ねっとの作業療法士としてご活躍中です。
また、特別支援学校や保育園、検診の場でも活躍されています。
就学前の子どもから学童期の子ども達を見て来られた中で、乳児期における早期療育が大切だと考えられ、ぷらうらんどには平成24年からお越しいただいています。

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神家一成先生

高知大学教育学部名誉教授
専門分野は、スポーツ運動学、体育科教育学。1997年~2012年の間、独立行政法人教員研修センター主催「子どもの体力向上指導者養成研修」(前:文部科学省主催「学校体育実指導者講習会」)講師

  • 体力を高める運動75選(単行本編著)
  • 新しい課題に対応する中学校保健体育科の授業モデル.2(「体力を高める運動」編)

神家一成先生は、子どもの運動発達の視点から具体的な運動と言葉かけにより、子どもたちの「できたよろこびとできる自信につながる」運動療育を令和元年7月より行って下さっています。

神家一成先生のスケジュールはこちら

リーフレット

社会福祉法人
ぷらうらんど

総合事務所
〒781-6410 高知県安芸郡田野町字上ノ岡4462-58
tel.0887-37-9915
fax.0887-37-9916

ぷらうらんどkouminkanたの
(児童発達支援センタ-)

〒781-6410 高知県安芸郡田野町字上ノ岡4462-58
tel.0887-37-9915
ぷらうらんどkouminkanひだか
(児童発達支援センタ-・放課後等デイサ-ビス)

〒781-2151 高知県高岡郡日高村下分1001-2
tel.0889-24-7955
放課後等デイサ-ビス専用 tel.0889-39-1923
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(相談支援事業所)

〒781-6410 高知県安芸郡田野町字上ノ岡4462-58
tel.0887-37-9915
児童家庭支援センタ-
ぷらうらんど

〒781-6410 高知県安芸郡田野町字上ノ岡4462-58
tel.0887-38-3822
0887-37-991